楽しい家族の一戸建ては賑やかですね。

一戸建て二世帯住宅の利点と欠点

住み方の選択肢として、一戸建て二世帯住宅を考えている方も多いのではないでしょうか。経済的に助かる、両親の老後が心配、子育て支援を期待、など理由はさまざまあると思いますが、この住宅の利点と欠点について見ていきたいと思います。利点としては、第一に経済的効果が挙げられます。一般的には親の一戸建てを中心とした計画になるため、その土地に建て直す場合や、売却して別の住宅地に買い換える場合など、いずれにしても土地に関しては親世帯に負担してもらえる他、建物についての援助も期待できるので、子世帯にとっては資金負担が軽くなります。また月々の家計面でも、共同使用による、食費や水道光熱費などの費用軽減が期待できます。第二に節税効果が挙げられます。1棟の建物を、親子それぞれの2戸の住宅として区分登記することにより、固定資産税や不動産取得税などの負担を抑えることが可能です(※但し一定の条件があるため、事前に調べておく必要があります)。第三に助け合い効果が挙げられます。親の介護や、子育て支援、買い物分担、家事分担、などの協力がしやすくなります。さらにはお互いが気軽に相談しやすくなるなどの、精神的な安心感も得られます。

欠点としては、何よりもプライバシーの侵害という問題が挙げられます。親しいが故に、親世帯や子世帯にズカズカと入り込みやすく、それを断りにくいこともあって、お互いがストレスにより気まずくなるケースが多く指摘されています。精神的な安心感とストレスは、思いやりの程度差という側面があるため、諸刃の剣ということができます。つまり人により一定の境界があり、それを境に安心感として感じられたり、ストレスとして感じられたりします。最低限ストレスになり得ることは率直に認める姿勢が大切で、できれば第三者に事例を挙げてもらうなどの方法が有効とされています。何事でも精神面での心構えが大きなポイントとなるようです。